取り扱う疾患
切傷 擦傷 火傷(やけど) 褥瘡(とこずれ)
手の外傷(腱損傷・切断など)
鼻骨や頬骨の骨折
皮膚や皮下の腫瘍(粉瘤・脂肪腫など)
巻き爪
傷痕の相談(ケロイド・手術や外傷後の傷やひきつれ)
ほくろ あざ しみ いぼ
かぶれ 虫刺され 蕁麻疹 水虫 イボ にきび
帯状疱疹 帯状疱疹後神経痛 など
帯状疱疹とは?
痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)の初感染では水痘(みずぼうそう)になりますが、この時に主に皮膚にでた発疹から神経を伝わって所属の後根神経節内にウイルスが潜伏するといわれております。後根神経節内に潜伏感染していたウイルスが何らかの誘因で、再活性化して発症するのが帯状疱疹です。誘因として過労や悪性腫瘍の合併を含めて宿主の免疫機能の低下、手術や放射線照射などがあげられます。ウイルスが再活性化されると神経節内で増殖し、知覚神経を通って表皮に達し、表皮細胞に感染しそこで更に増殖して、赤い丘疹や水疱が神経の走行に沿って帯状に出現します。他のヒトから感染して帯状疱疹になるわけではありません。(日本皮膚科学会ホームページより)
帯状疱疹後神経痛とは?
疼痛は普通皮疹の出現に先立って認められますが、皮疹と同時に出現するものや遅れて出現するもの、あるいはまったく疼痛を欠くものもあります。痛みは鈍い、あるいは鋭い灼熱感、または突き刺すような痛みで、程度は軽度のものから、夜も眠れないほど激烈なものまでさまざまです。大部分は皮疹の治癒と同時に疼痛も消失しますが、一部の症例では皮疹治癒後にも痛みが残り、年余にわたって疼痛が続く場合があり、これを帯状疱疹後神経痛といっています。3ヶ月以上続く疼痛を特に云うようになっています。帯状疱疹後神経痛の発生率は約3%で、60歳以上の高齢者に多くみられ、初期重症な者ほど移行しやすいと云われ、初期の抗ウイルス薬投与の重要性が叫ばれております。(日本皮膚科学会ホームページより)
効能又は効果
水痘ワクチンを打つと、約5年間帯状疱疹の発症と帯状疱疹後神経痛の発生予防効果が期待できます。
接種上の注意
弱毒性ワクチンなので、患者様が飲んでいる内服薬の種類によっては(ステロイドや免疫抑制剤の内服)、接種できない場合があります。
費用はどれくらい?
保険適用はありません。実費で¥7,500(税込¥8,100)です。
接種に予約は必要?
問診・診察で特に問題がなければ、当日接種も可能です(数量には限りがありますので、ご了承ください)。
皮膚科・形成外科の外来のある、月・火・木・金にお越しいただけるようお願いいたします。
※日祝祭日以外の曜日につきましては、ご相談ください。